「但農どり」の餌にも新たな取り組み

ギフトショップサンエーの橋本聖子です。

現在、兵庫県立但馬農業高等学校の飼育した「但農どり」を使用し、燻製にしたギフト商品を開発中です。

今年のお歳暮にあわせて販売予定。

元気いっぱいの一年生が鶏舎の掃除をしていました。

久しぶりにみた鶏もまた一回り大きくなって立派になっていました。

但農どりは飼育してから31日目にブロイラーとは別の風通しの良い自然光の入る明るい鶏舎に移され、より自然の環境に近くなるように飼育し、ストレスのない環境で育てる事で美味しい鶏になっていきます。


鶏舎が移動したその日から80日までは仕上げ用の餌を与えます。

ブロイラーの飼育期間は50日に対し、但農どりは80日をかけて飼育します。

なので、餌は鶏が大きくなり過ぎないように太らせる餌は与えていません。

勿論、成長促進剤やサルファ剤なども一切使用はしていないので安心です。



一日に2回餌を与え、食べる量も一日に100gを目安に制限しています。

ですから、いつも少し空腹ぎみで、生徒が餌をやりに入ると、一斉に生徒の方について移動します。


餌はこのタンクに入れてあります。

今年から、この餌の中に「アミノMix-Up」パイナップルとカシューナッツの皮が入った餌を混ぜてあたえています。この餌を与えることで、旨味成分のアミノ酸が増える事が期待できるそうです。

精肉後、検査機関に出して、アミノ酸の量を測定されるとの事。


そして、更に新たな取り組みが・・・

これは、兵庫県立香住高校から頂いたワカメのくず。

学校でワカメを加工した後にできるそうです。

これを餌として活用できないか?


今回、数羽だけにこれを与えて実験しています。

ミネラルも豊富に摂れ栄養価の向上になることが期待できます。

そして鶏も満腹感を感じられるので、ストレスも更に減少するかもしれません。

今まで、活用されていなかったものが、ここで活かされるのは本当に素晴らしいですよね。

日々、より良い鶏肉になるように色んな事に取り組まれています。

どんな、結果が出るか楽しみです♪


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